葛飾区役所で11月24日、歌手の川畑要さんが同区2人目の「かつしか観光大使」に任命された。
青木克徳葛飾区長より川畑さんへ手渡された委嘱状は、葛飾区伝統工芸士、兵頭修さん制作の東京手描友禅による作品。かつしか観光大使として同区の魅力を広く伝えてほしいとの意味を込め、同区ならではの委嘱状として制作されたもの。
任命式で青木さんは「川畑さんは亀有中学校の後輩ということもあり、下町をとても理解している。同じ下町で育った者として、こられかも下町、葛飾を世界にPRしてほしい」と話し、中学校の先輩自ら、後輩へ観光大使の特注法被を掛けた。
これを受けた川畑さんは「責任は重いが半被は軽い」とコメント。地元について、「仲間がたくさんいるし、何より人が温かい。近所のおじさんやおばさんと今も仲良し。人間愛が好き」と話した。
観光大使特製の名刺を受け取ると、「以前から葛飾の名刺が欲しかった」と話し、「地元の行きつけの店では必ず配ります」とさわやかな笑顔を浮かべた。