5月に開院するイムス東京葛飾総合病院(葛飾区西新小岩4)で4月16日~17日、内覧会が行われ、初日には約4000人の地域住民が見学に訪れた。
新小岩ゆかりのモンチッチくん、モンチッチちゃん、よしむねさま&こまつなっち
人口10万人当たりの病床数が東京都の平均や周辺の区よりも少なく、特に南部地域には救急対応病院がないという同区の状況を受け、明芳会と同区が協業。民設民営で開設された同院。
内覧会当日は、同地域ゆかりのキャラクターが入り口でお出迎えし、来場者を楽しませた。
内覧は、入院施設となる病棟をはじめ、検査を行うCT室、全身血管撮影装置や、外科手術とカテーテルによる血管内治療を同時に行えるハイブリット手術室のほか、配膳室、専用の救急車など、普段は見られない場所なども公開された。各所には専門担当者を配置し、それぞれの専門機器やどのような治療が行えるのかの説明や解説も。
近所に住んでいるという加茂雅恵さんは、同所を一通り見て回り「普段は見られない手術室などの場所が見られたのが良かった。今まで近くに整形外科や眼科がなかったのでとても助かる」と話していた。
5月1日開院。外来は紹介無しで対応可能。