タカラトミー(葛飾区立石5)は5月30日、変形ロボット玩具シリーズ「トランスフォーマームービーシリーズ」を発売する。
トランスフォーマーは1984年に旧タカラ時代に販売を開始し、国内のみならず全世界でヒットした商品。現在では世界130カ国で販売され、現在まで累計5億個の販売実績がある同社の「看板商品」。
同商品は6月19日に日本で世界最速上映され、翌20日に拡大ロードショーで公開される「トランスフォーマー/リベンジ」の公開に先立ち発売されるもの。2007年にはスティーブンスピルバーグ製作、マイケルベイ監督で映画化され、7億ドルの興行収入を得るヒット作になり、関連玩具は全世界で2,500万個が販売された。最新作も同監督が指揮し、制作費は前作の2倍の3億ドルに。登場するトランスフォーマーは4倍以上の60体と前作よりもさらにスケールアップしている。
同商品は作品に登場するトランスフォーマーから約40体を順次発表していく。同シリーズではより映画に近づけた忠実な作りを目指し、トランスフォーマーの醍醐味でもある「変形ギミック」にも注力した。また劇中に登場してくる「合体ギミック」という新しい機能を追加した商品も販売される。
同商品は5月30日に全世界で同時販売されるが、発祥の地である日本ではプレミアイベントが企画されている。同社では前日29日の深夜23時57分からカウントダウンイベントをトイザらス池袋サンシャインシティ店(豊島区)で行う。同店は9日0時~2時、特別営業を行う。
同社は、同商品の販売で今期110億円の売り上げを目標に据える。