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立石に書店「ポテトチップブックス」 親子で気軽に利用できる店に

店主の長島亜希子さん

店主の長島亜希子さん

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 葛飾・立石に11月19日、書店「POTATO CHIP BOOKS(ポテトチップブックス)」(葛飾区立石7)がオープンした。

「ポテトチップブックス」店内の様子

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 同店は新刊を扱う書店で、子ども向けの絵本から料理本やエッセーをはじめ、社会、自然、文芸、ビジュアルなど幅広いカテゴリーの本を取りそろえる。店舗面積は約10坪。店名は「子どもから大人まで気軽にどうぞ」という意味で「ポテトチップ」の言葉を選んだという。

 店主の長島亜希子さんは20年ほどホームページやグラフィック、プロダクトのデザイナーとして仕事をしており、「リモートワークになったので、店を出しても仕事をしながら店番もできる。次の本につながる、各分野の入り口になるような本をセレクトしている」と話す。

 開店のきっかけについて、「もともと本が好きでよく本屋に行っていたが、出産してからは本屋に行っても子どもを見なければならないので本屋に入りづらかった。小さい店にすれば、親御さんが本を見ている間、子どもも本を見ることができる。お互い近くにいるので心配もなく安心して本に向き合える」と言い、「オンライン販売や電子書籍の時代だが、本好きとして本屋がないところで子どもが育つことは良くないと思っていた。長年、本屋がなかった立石で開店したことにも意味がある」と話す。

 今後については、「親子はもちろん、幅広い世代の人に来店してもらい、お客さん同士が本をきっかけに会話が生まれるような場所になれれば。読み聞かせや原画展なども行っていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時30分~16時30分(土曜は11時~18時)。日曜・月曜定休。本の取り寄せにも応じる。

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