堀切菖蒲園(葛飾区堀切2)で5月9日、ハナショウブの一番花が開花した。
毎年6月には見頃を迎え、約200種6000株のハナショウブが楽しめる同園で一番花が開花した。昨年より1週間早い開花となる。咲いたのは5番圃場(ほじょう)にある江戸系古花の「加茂万里(かもばんり)」という品種。午前7時ごろ、2株の開花を確認。同時に2株咲くのは珍しいという。
同園管理事務所の職員は「今後、ハナショウブは徐々に咲いていき、6月上旬ごろに見頃を迎える。ぜひ多くの人に足を運んでほしい」と呼びかける。
5月29日から6月18日まで、堀切菖蒲園会場と水元公園会場に分かれて「葛飾菖蒲まつり」を開催。堀切菖蒲園では6月9日・10日にライトアップを予定している。