京成線の青砥駅で7月19日、構内の駅名看板をタカラトミー（葛飾区立石7）のボードゲーム「人生ゲーム」仕様に変更する企画が始まり、看板のお披露目式典が開かれた。

「人生ゲーム」仕様になった青砥駅の駅名看板

　タカラトミー、京成電鉄、葛飾区のコラボ企画で、人生ゲーム55周年を記念したもの。駅入り口の看板を皮切りに、構内の駅名看板全76面が順次、人生ゲーム仕様に変更される。

　登壇したタカラトミーの富山彰夫副社長は「遊び心のある面白い駅になるんじゃないか」と話し、京成電鉄の小林敏也社長は「子どもの頃からボードゲームといえば人生ゲーム。これを機会に多くの皆さまに来てもらいたい」と言い、青木克德葛飾区長は「下町らしく皆が力を合わせてできた取り組み。明るい未来、力強い未来が見える」と喜びを語った。

　式典の最後には人生ゲーム仕様になった青砥駅入口の駅名看板を一般に公開。MCを務めた鉄道好きタレントの鈴川絢子さんは「青砥駅を訪れて駅名看板を見て、わくわく感と下町情緒を感じてほしい」と青砥駅の利用者に呼びかけた。

　併せて、同企画に連動した「～人生ゲーム55周年記念～京成電鉄デジタルスタンプラリー in 葛飾」が7月20日に始まった。葛飾区内の京成線8駅と青戸商店会連合会に加盟する49店舗のいずれか1店舗を巡り、計9つのスタンプを専用アプリ内にためると、達成度に応じた特典を用意する。8月31日まで。