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京成線車両が「人生ゲーム」仕様に オリジナルのマス目で葛飾の魅力伝える

(左から)商工振興課・三山覚課長、タカラトミー・大伴貴広課長、京成電鉄・山下知晃課長、京成パンダ

(左から)商工振興課・三山覚課長、タカラトミー・大伴貴広課長、京成電鉄・山下知晃課長、京成パンダ

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 京成電鉄の車両で12月23日より、タカラトミー(葛飾区立石7)の国民的ボードゲーム「人生ゲーム」のラッピングを施した車両の運行が始まった。

京成電鉄「人生ゲーム」ラッピング車両の「子育て応援スペース」

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 タカラトミー、京成電鉄、葛飾区のコラボ企画で、人生ゲーム55周年を記念したもの。京成3100形1編成が対象で、2号車と6号車の優先席付近にラッピングが施されている。同企画は7月より京成線青砥駅で実施されている「人生ゲーム仕様の構内駅名看板」に続くコラボ企画第2弾。

 車内は、人生ゲームのカラフルな盤面を再現したデザインに装飾され、マス目のメッセージは、タカラトミーゆかりの地である葛飾区や京成電鉄にちなんだ内容で乗客を楽しませる。縦読みのシークレットメッセージが仕込まれたマスが2号車に1カ所、6号車に2カ所設けられている。

 タカラトミーのアニア・ゲーム事業部マーケティング課・大伴貴広課長は「葛飾区に本社がある会社として地元の皆さんに楽しんでもらえればうれしい。電車に乗る人、京成の駅を利用する人の人生が楽しいものになれば」と話し、葛飾区商工振興課・三山覚課長は「葛飾区外の人にも、この車両を通じて葛飾区の楽しさを知ってもらえたら」と期待を込める。

 同企画実施に伴い、ラッピングが施された優先席・フリースペースエリアが京成電鉄初の「子育て応援スペース」に設定された。京成電鉄の鉄道本部計画管理部・山下知晃課長は「ベビーカーを折り畳まず乗れるようになっていることを広く周知したい。小さな子ども連れの親御さんにも安心して気兼ねなく利用してもらいたい」と呼びかける。

 同車両は成田空港から都営線内、京浜急行線内に乗り入れる「アクセス特急」を中心に運行を予定。運行期間は未定。

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