「第1回柴又新しい風フェスティバル」が9月14日~16日の3日間、葛飾・柴又の寅さん記念館(葛飾区柴又6)で開かれた。
同イベントは、「柴又にこれまでなかったような新しい文化を作りたい」という思いから、寅さん記念館館長の諏訪宏さんが中心となって企画した。
諏訪さんは前職で長年、大手広告代理店に勤務。その当時培ったエンターテインメントのノウハウを生かし、同イベントでは「昭和」をコンセプトに、音楽・ファッション・スポーツの融合を図り、麻倉未稀さんのミニコンサートや昭和のファッションレンタル、最新AR体験、フリスビーなどのフライングディスク体験、柴又ディスコなど、さまざまな企画を繰り広げた。
15日に行った目玉企画「昭和コスプレDAY」には、和装やレトロな衣装に身を包んだおよそ60組のコスプレーヤーが参加。普段は撮影することができない「山本亭」(柴又7)の中庭で思いも思いの写真を撮影した。
「昭和コスプレDAY」について、諏訪さんは「古き良き寅さんの世界観を守りながら、これからは新しい寅さんを生み出すべくコスプレイベントを継続していきたい」と意気込む。11月3日に開催される「寅さんサミット2024」では、同イベントから派生した「昭和コスプレコンテスト」も開催予定で、出場者のエントリーも受け付けている。