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葛飾で40回目の「葛飾区産業フェア」 多くの子どもたちも見学・学習

オープニングセレモニーの様子

オープニングセレモニーの様子

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 「第40回葛飾区産業フェア」工業・商業・観光展が10月18日~20日の3日間、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で開かれた。

「第40回葛飾区産業フェア」工業・商業・観光展の様子

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 今年40周年を迎えた同イベントのテーマは、「ありがとう40年!葛力ある町かつしか!」。商業・工業・観光展では過去最多の81の展示・体験ブースが出展した。

 葛飾区ゴム工業会のブースでは、40周年にちなみ「ゴムをつかんで40グラムチャレンジ」と題して、ゴム製品の製造過程で出たゴムの廃材を手でつかみ、40グラムにぴったりつかめれば賞品がもらえる企画を実施。参加した来場者は、「廃材を使った体験もSDGsへの取り組みを意識したものになっていると感心した。10年前にも来たが、10年間ゴムを巻き続けている巨大ゴムボールがすごい大きさになっていて驚いた」と話す。

 実演ブースでは、「アンチモニー合金の鋳造・加工」「卓上真空成形機」「刃物修理」などの実演を行い、体験ブースでは、「ねじ作り体験」「昇華転写体験」「缶バッジ製作体験」、東京理科大学と葛飾区の産学連携事業「知的な筋力トレーニング装置」体験などを行った。

 同イベントは、地域の子どもたちへの産業教育の場を目的にスタートし、今年も4000人を超える区内小学生が見学に訪れた。過去4年間連続で来場しているという高校1年の生徒は「産業フェアには私の母親が小学生の時にも見学に来ていたという話を聞いて、イベントが長く続いていることに驚いた。自分もいつか結婚して子どもができたら家族を一緒に連れてきたい」と話していた。

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