
テイクアウトのサラダ専門店「The Craft Salad(ザ・クラフトサラダ)」(葛飾区東金町3)が葛飾・金町にオープンして、9月11日で1カ月がたった。
地元・金町出身でオーナーシェフの佐藤一さんは、オーストラリアやニュージーランドなどのホテルで約15年間、フランス料理の経験を積んだ。帰国後、佐藤さん夫婦はパーソナルジムの経営を始め、そこで野菜料理を提供したところ好評だったため、「サラダ専門店の開業を決めた」と振り返る。
ショーケースには、佐藤さんが「こだわって選んだ」という野菜と、ハーブ入りのドレッシングで作った色とりどりのサラダを並べる。同店が提供するのは、「野菜にドレッシングをかけただけのサラダではなく、主食としても成り立つ栄養価の高い野菜料理」だという。長野県産の野菜や葛飾・水元で栽培されているハーブなど、食材を国内各地から取り寄せ、ソースやドレッシングは全て手作りしている。
佐藤さんの「お薦め」は、ガーリックコンフィであえて食べやすくした「ケールシーザーサラダ」。「青汁の原料として知られるケールも、旬のものは甘みがあって苦みがない。調理法を工夫することで柔らかく仕上げており、おいしく食べることができる」という。注文は、日替わりで提供する6~7種類のサラダから3種類以上の好きなメニューを選び、盛り付けして提供する(レギュラーサイズ=1,150円、ラージサイズ=1,400円)。サラダにのせるトッピングメニューは、「国産鶏むね肉のガーリックチキン」(250円)などを随時入れ替えながら提供。サラダの他には、グルテンフリーで砂糖を使っていない「キャロットケーキ」(80円)や「グラノーラ」(450円)、「にんじんジュース」(450円)などもそろえる。
佐藤さんは「地元の金町で、ここでしか味わえない、ここでしか食べられないサラダを提供していきたい。体の内側から健康になってもらえるような、野菜の力を生かした料理作りを心がけているので、ぜひ来店してほしい」と呼びかける。
営業時間は、11時~14時、18時~20時30分。日曜・祝日定休が基本だが、営業日はインスタグラムで確認できる。