亀有のギャラリー「ギャラリー・バルコ」(葛飾区亀有3、TEL 3601-4121)で4月24日、落語イベント「バルコ寄席」が開催される。
同ギャラリーはアート作品を中心に画廊として公開するほか、ウクレレ教室や水彩画の教室などにもスペースの貸し出しを行っている。
今回のイベントは同ギャラリー初の企画。出演者は落語協会最年少の三遊亭ありがとうさん、「坊主漫談」のパイオニア甘味けんじさん、古今亭志ん朝の一番弟子である古今亭八朝さんの3人が出演する。
当日は。八朝さんが「粗忽(そこつ)の釘」を披露する予定。粗忽の釘は、上方落語では「宿替え」として知られている話。長屋の慌て者が引越しする際のドタバタを描いた作品。同ギャラリー・オーナーで今回のイベントを企画した新井紀夫さんは「ぜひテンポのいい生の江戸落語を楽しんでほしい」と話す。
同イベントをはじめ、今後はさまざまな文化イベントを進めていきたいと話す新井さん。「絵画やアート作品を展示する場所だけでなく、文化の発信ができる場所でありたい。そこで交流が生まれれば」と街のギャラリーの役割について話す。
開場は18時で、入場料は前売り1,500円。予約と問い合わせは電話・ファクス、メールで受け付ける。