金町駅前にある立ち飲み居酒屋「金町製麺」(葛飾区金町6)が10月6日より、ランチ営業始めた。
同店は、葛飾区出身でフードジャーナリスト・はんつ遠藤さんと「麺や七彩」(中野区)などがプロデュースした立ち飲み居酒屋。各種トリスハイボールなどを用意し、つまみは新潟県から直送される魚介類が中心。七彩出身で店主の長尾優介さんは「イタリアンや日本料理などで修行を積んでいるので、さまざまな形の料理を出したい」と話す。
同店では「〆のらーめん」(480円)が好評で、来店客の多くが注文する。同メニューに関して、長尾さんは「七彩で学んできたことをベースに、日々進化や工夫をしているのが特徴。あっさりした味に心がけている」とも。
ランチ営業を始めたきっかけについては、「もともと昼営業も目指して準備してきたが、開店までに間に合わなかった。今回開店準備も一段落して、やっと営業をすることができる」と長尾さん。
昼の営業はしょうゆと塩のラーメン2種(680円)を提供。昼時間限定で月替わりの「ご当地インスパイア」ラーメンの提供も始めた。10月は喜多方ラーメンで、今月は「新潟三条カレーラーメン」(800円)を提供している。新潟県三条市名物のカレーラーメンを参考にした同メニュー。同店のしょうゆスープに、約2日煮込んだ牛筋カレー煮込んだものを合わせる。「カレーの香りを生かしながら、さっぱりとした味わいに仕上げている」のが特徴。
今後については、「昼限定のご当地にちなんで夜はご当地のつまみを出していきたい。金町という土地柄を生かした下町らしい店舗運営を行っていければ」と話す。
営業時間は、昼=11時30分~14時、夜18時~翌1時。