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亀有駅前でバンド13組が支援ライブ-「背伸びしないできる方法」で

会場の様子。会場は観客と一体化できるように距離を縮めている

会場の様子。会場は観客と一体化できるように距離を縮めている

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 亀有駅前のリリオパークで4月24日、地元出身ミュージシャンらが参加した「東北関東大震災チャリティーイベント 亀有野外ミュージックフェスティバル 2011」が開催された。

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 2001年から開催されている「亀有野外ミュージックフェスティバル」の一環として開催された同イベント。出演バンド「CHAKKAMEN(チャッカメン)」のギターボーカルで、同企画を初回から運営している寺田康孝さんは「今年は開催を考えていなかったが、震災に何かしら協力できる方法を考え、急きょ開催を決定した」と話す。

 イベントは開催1カ月前の呼びかけにもかかわらず、13組のバンド・ミュージシャンが出演。同企画に賛同した亀有銀座商店街が今回の会場を提供し、葛飾区も協力した。

 晴天に恵まれた当日、常に100人程度の観客がバンドの前に集まった。今回は「観客と演奏者の距離を、より縮めたかった」(寺田さん)と話すように、ステージ横にバンドメンバーを集めて演奏。ステージ横やステージではTシャツなどのフリーマーケットやグッズ販売を開催。集まった収益金全額を葛飾区を通して寄付する。

 寺田さんは今回の企画に対して「背伸びをして大きく義援金イベントを行ったとしても、被災地のためにならないこともある。普段自分ができること、していることを中心に、背伸びしない形で今後も被災地支援を行いたい」と話す。

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