タカラトミー(葛飾区立石7)は11月17日、液晶画面付きパズルゲーム「ボグルクラッシュ」を発売した。
同商品は5つのブロックで構成され、各ブロック上部には液晶画面を搭載。液晶画面には英単語が表記され、並べ換えて英単語を完成させていくゲーム。収めた英単語は6800個あり、並べ換えて正解すると光と音で反応する。
同社広報担当者は「今年度から公立小学校は英語教育が必修化されるなど、英語は子どもたちにとってより身近な存在になっている。家族や友達など一緒にゲーム感覚で遊びながら学んでいくアイテムになれば」と話す。
「今年は震災後、家族と過ごす時間が重要視され、会話を楽しみながら遊べる定番ゲームが売れている」とも。同社の定番ゲームである「人生ゲーム」は前年比2割増、「ジェンガ」や「黒ひげ危機一発」は前年比4割増の売り上げとなっているなど、家庭用ゲームの需要は近年高まっている。
今後の展望について、「ルールが難しくない、幅広い年齢層に楽しめるゲームに人気がある。今後も家族がほっとする『おうち時間』が提案できる商品を開発したい」と同担当者。
価格は4,515円。全国の百貨店・量販店の玩具売り場、玩具専門店などで販売する。