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亀有に米粉を使用したベーグル店-店舗はアパートの間口1帖分

玄関先で販売する佐藤さん。コッフルは温めなおして販売するサービスも

玄関先で販売する佐藤さん。コッフルは温めなおして販売するサービスも

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 米粉を使ったベーグルを販売する「123(ひふみ)ベーグル」(葛飾区亀有5)が4月29日、亀有にオープンした。

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 もともと移動販売の形式をとり、有楽町や赤坂で営業していた同店。地元亀有出身でオーナーの内田真人(まさひと)さん・佐藤麻里子さん兄妹が「いずれ生まれ育った場所で店を構えたい」という思いが実店舗オープンのきっかけとなった。

 アパートの間口で営業する同店の広さはわずか1帖ほど。理由について「店舗販売は以前からの目標だったが、路面店などは坪単価が高くコストが掛かる。まずは地元の方にベーグルの味を知ってもらいたいと思い、狭い玄関のみでの販売を始めた」と佐藤さん。

 商品は、米粉を使ったワッフル「コッフル」と、米粉と小麦粉を配合し、焼き上げたベーグルが主力。米粉を配合することにより、もちもちとした食感を出す。配合する米粉は島根県奥出雲産「仁多米(にたまい)」のコシヒカリの米粉を使用。「温度差の激しい場所で栽培されることにより、従来のものと比べ、うま味の多い米になっているので、ベーグルがおいしく焼き上がる」という。

 商品は、ベーグル(大=250円、中=150円、小=70円)、コッフル(プレーン=200円、チョコチップ=250円、くるみ=250円)、ベーグルラスク(10グラム=40円)など。そのほか、米粉や甘酒も販売する。

 今後はパウンドケーキやスコーンなど焼菓子の販売も予定している。佐藤さんは「実店舗がオープンしても引き続き移動販売も行う。将来的にはネット販売も考えている」と事業拡大も視野に入れる。

営業時間は10時~18時。月曜定休。

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