亀有の酒販店「酒匠T-STYLE.」(葛飾区亀有3、TEL 03-6231-2239)が8月1日、新商品「ワイン・ソルベ」の提供を開始した。
日本酒とワインを中心とした専門店で、店には300種類以上のワインと、店主の高澤浩昭さんが自ら選んだ酒蔵の日本酒がそろう。購入以外にも有料試飲ができるのが特徴で、夜になると1杯だけのワインを楽しむ利用客も多いという。
新商品はあらかじめ冷やし、シャーベット状になったワインにシロップを掛けて食べるもの。種類は赤・白の2種類で、赤ワインにはシロップを掛けて提供する。価格は600円。「赤ワインは冷凍させると渋みが多くなる部分があり、シロップを掛けるのがちょうどいい。特に赤ワインは冷やさないで飲むように言われているが、この猛暑が続き冷やして飲む方がおいしい場合もある。今回はワイン専門店ならではの味わいを提供したい」と高澤さん。
猛暑対策として、同商品は不快指数と連動したサービスを実施。毎日開店の12時時点の気象庁発表の温度・湿度を計測し、不快指数を算出。人が「暑い」と感じる不快指数が75を超えた日は、同商品を半額の300円(2杯目以降は400円)で提供する。不快指数は毎日店頭で公表する。
1日のサービス開始から店頭のポップを見て入店する利用客もいるという。高澤さんは「さっぱりとした味わいなので、不快指数が高くても爽快な気分。指数の提示は熱中症対策への呼び掛けも込めて発案した。暑さを我慢するのではなく、気持ちよく夏を過ごしてほしい」と目的を話す。
営業時間は12時~24時、日曜・祝日=12時~20時。今月いっぱいまでを予定。