亀有駅前で行われる「第17回亀有ふれあいまつり」で、こちら葛飾区亀有公園前派出所の主人公、両津勘吉などの着ぐるみ3体がお披露目される。
同まつりは今年で17回目。地域の町会や子ども会の模擬店のほか、南口のリリオパークでは音楽イベントなども開催され、例年亀有地域の地元住民を中心に多くの来場者が会場に集まる。
今回お披露目されるのは両津勘吉と秋本・カトリーヌ・麗子、中川圭一の3体。どれも原作にほぼ忠実な身長、体形を再現したという。
同着ぐるみの制作を企画した亀有地区商店街協議会の佐藤尚吾さんは「今まで銅像などモノトーンカラーの名物があるが、一緒に写真を撮影するなど移動するような親しみのあるキャラクターがなかった。今回のイベントに限らずこの3体を地域のお祭りやイベントに使うことで、より地域の活性化を狙いたい」と話す。
製作に半年近くかかったという着ぐるみについて、佐藤さんは「身長や体形だけでなく、そのキャラクターが持っている持ち味を生かす造りを行っている。特に麗子に関しては足がスラッと長いイメージが強いため、美脚を作るのに苦心した。当日までお披露目はできないが、その麗子や中川、両さんに会いにぜひ亀有に遊びにきてほしい」と話す。
着ぐるみは9時前のイベント開会式のほか、15時の終了間際まで随時登場する予定。その後は各キャラクターが毎週日曜に街を「パトロール」して、観光客の撮影などに応じるという。