葛飾区郷土と天文の博物館(葛飾区白鳥3、TEL 03-3838-1101)が「博物館天文ボランティア」の募集を開始した。
同スタッフは約10年前から発足し、現在は会員45人程度。大学生から60歳代までの男女が参加している。参加条件は特になく「星が好きな人であれば、誰でもできること」と天文学担当学芸員の新井さん。
ボランティアスタッフの主な活動内容は、金曜・土曜の「かつしか星空散歩」を中心に、望遠鏡を使ったさまざまなイベントを行う。「博物館のお手伝いというよりも現在ではイベントの企画なども行っていただ頂いている。スタッフの皆さんは博物館にとって大事なパートナー」(同)と話す。
ボランティアスタッフには星に関する専門的な知識を必要としないことから、多くの星を愛する人たちが集まってくる。12月6日に開かれた説明会には多くの来場者が詰めかけた。
新井さんは「葛飾区で星が見られるということは、まだまだ多くの人に知られていない。このボランティア活動を通して、街でも多くの星が体験できることを知ってほしい」と会の目的を話す。
次回のボランティアスタッフ説明会は来年1月10日19時~21時を予定。会の様子や活動内容はブログで告知・報告を行っている。