ユージン(葛飾区立石3)は12月15日から、ピーチジョン(渋谷区)とコラボレーションしたガチャガチャ「ピーチジョン・ザ・ガチャ」をピーチジョン店頭で販売する。
同商品は携帯電話用のストラップで、7種類の下着をラインアップ。店頭では同商品のモデルになった下着も扱う。
同商品を企画したのは男性。「ピーチジョンからガチャガチャの話があり、(下着は)他社の玩具メーカーでは展開していない斬新なもの。当社も他にはないものを提供しており、考えがマッチした」と振り返るマーケティング課の市川さん。
新規開発室室長の能代さんは「自分の女性の下着のイメージは白だった。本物の商品を見たときにピンクなど目立つカラーとデザインで驚いた。社内でまじまじと見ているときに社員の目が冷たかったのを思い出す」と笑う。
同商品では下着の特徴を生かすため、下着を実際に装着したときの「ふくらみ」を再現。「実際手にとって思ったのは、使ってみる美しさというのもの。その商品の魅力を表現したかった」(能代さん)。
商品の細部に関しては商品企画部の坂井さんも参加。女性ならではの視点から提案も行った。「女性にとって下着はファッションとしての位置づけが強い。今回の商品化によって、男性の下着に対する偏見を減らし、下着を楽しめる文化になってくれれば」と期待を寄せる。
「ピーチジョンのメーンターゲットは20~30代の女性。ガチャガチャに触れることのない世代だが、今回の企画でガチャガチャ文化にも触れてもらいたい」(市川さん)とも。
価格は300円。12月15日~来年1月15日は同店でキャンペーンを行っており、5,000円以上の購入客はオリジナルコイン(トークン)でガチャガチャを楽しめる。