亀有の香取神社(葛飾区亀有3)で2月3日、節分祭が行われる。
神社の恒例行事として地域住民など約3000人が集まる同祭。本殿では厄除けの儀式が行われ、儀式中には葛西ばやし佐野保存会のメンバーがおはやしに合わせて鬼の面を着け本殿で奉納舞踊を披露。豆をまかれて退散する儀式が行われる。
儀式の後、厄払いを終えた年男・年女や地元町会の役員らが本殿ステージの上に上がり、5回に分けて節分の豆や神社・地域が用意したお菓子を配布する。
毎年お菓子を求めて小学生らを中心に集まる節分。同神社の唐松範夫宮司は「本来は年始の厄を落とし、新しい春の季節に備えるお祭り。お菓子目当ての子どもはもちろん、厄除けを行う年配の方々など、多くの人が参加するイベント」と話す。
今後に関して、「地域の企業や町内会の協力を得ながら毎年やってきている貴重な行事。今年は年初から景気対策など話題になっているが、まだ実感する人はわずか。新しい景気のいい春を祈念しに亀有に訪れてほしい」とも。
節分祭は14時から30分間隔で開催。16時まで。