亀有のラーメンダイニング「日月飯店kamezo」(葛飾区亀有3、TEL 5680-8223)が10月18日、新メニュー「かめぽん(kamezo式焼ちゃんぽん)」の提供を始める。
同店はカウンターのみの11席。坦々麺を代表とした麺メニューのほか、中華風つまみなどが豊富で、地元常連客を多く集める同店。定番の坦々麺(780円)のほか、季節や時期に合わせた新メニューを提供する。
同メニューを考案した店主の下田剛さんは「自分も含め店で働く3人のスタッフが九州出身で、本場のちゃんぽんの味が東京でも味わえないか考案した」と開発のきっかけを話す。
同メニューはアサリ・スルメイカ・芝エビを中心とした魚介を使ったスープを使用。「本場の魚介ダシの効いたスープに仕上げた。また麺を焼くことによって香ばしさも演出している」(下田さん)とも。
葛飾らしさを演出するため、地元・葛飾産の小松菜を使う部分も。最後に卵黄を載せるのが同メニューの特徴で、下田さんは「卵の黄身が絡まることによってカルボナーラのような濃厚さも味わえる仕組みになっている」とも。
下田さんは「九州の食文化は独特の発展を遂げている。亀有にもこのメニューをきっかけに、多くの味を知ってもらいたい。亀有で生まれたこのちゃんぽんが、亀有の食が盛り上がるきっかけになれば。そのためにもこれをきっかけに多くの商品を提供していきたい」と今後の展開を話す。
同メニューは夜のみで限定5食。価格は880円。営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=18時~翌3時。火曜定休。