荒川河川敷にある堀切水辺公園(葛飾区堀切1)で4月9日、菜の花の花摘みイベントが行われた。
同イベントは今回が初。「葛飾あらかわ花いっぱい事業」の一環として行われた。 東京スカイツリー(墨田区)から見える荒川河川敷を花いっぱいにし葛飾の魅力を高めるのが目的。
同園は昨年、約600平方メートルの花壇を整備し、同11月に地元の園児たちが菜の花の種をまいた。満開を迎えた花の収穫を行うため、小谷野しょうぶ保育園(堀切4)や四ツ木保育園(四ツ木3)など5園の園児と区民らが集合。堀切のご当地キャラクター「ほりきりん」も応援に駆け付け、子どもたちの歓声が上がった。
企画を担当した区公園課長の長谷川豊さんは「自分が種をまいた菜の花を摘むという体験は子どもたちの心も成長させてくれるはず。家でご家族にも見せてあげてほしい」と笑顔で話す。
収穫が始まると、園児たちは「花畑の会」のボランティアの手を借りながら花摘みを楽しんだ。ほりきりんを取り囲み、「僕の花をあげる」と差し出す光景も。1時間後には1人20本程度の花束を胸に抱え、それぞれ満足げな表情で同園を後にした。