立石のカフェ「cafe maru」(葛飾区立石6、TEL 070-6999-6130)が1月21日、リニューアルオープンする。
2012年12月にオープンし、月に1度、手づくり市や「天然石ブレスレット」「タディングレース」「子ども美術教室」「生花のアレンジメント」など、さまざまな講習会を開催してきた同店。築47年の古民家店舗の耐震補強および改装のため、2013年12月に休業。その後の動向は明かされておらず、常連客や関係者の間では「いつから再開するのか」と注目が集まっていた。
店主の大坂裕子さんは、「現在、改装を終え、オープンに向けて準備をしているところ」と話す。今後は「ギャラリーカフェ」として、ファブリックアーティスト「handmade kind」さんの作品を常設展示しつつ、定期的に「手づくり市」や「手づくり講習会」を開催していくという。
「10年前、handmade kindさんの作品に出会ったときから、彼女の作品の素晴らしさを発信する場を作りたかった」とも。店舗入り口のギャラリースペースには、布絵や立体作品を展示する予定。店内にはテーブルを3台ほど設置。今後も改装前同様、葛飾区内の作家を中心に作品を取り扱っていくという。
リニューアルでは、キッチンを改装しランチを提供できるようにもした。これまでも「ランチはできるか」との声が多く、その要望に応えた形。メニューについては「まだ秘密」だが、地元の店の食材を用い、「のんびりできる場所」を目指すという。「たくさんの人々に助けられてここまで来た。感謝の気持ちを忘れずに、みんなが笑顔になれる場所を作っていきたい」と大坂さん。
営業日は月曜・水曜・金曜、営業時間は11時~17時。1月31日・2月1日には、手づくり品販売イベント「手紡ぎ市」を開催。2月13日には、タティングレースの講習会も予定している。