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葛飾のギフトショップで足型計測会-立ち方・歩き方のアドバイスも

計測に訪れた女性

計測に訪れた女性

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 葛飾のギフトショップ「シャディサラダ館白鳥店」(葛飾区白鳥2、TEL 03-3604-7572)で1月15日、靴メーカーによる無料足型測定会が開かれた。

足型の計測シート

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 4回目となる同企画。毎回20人ほどが計測する。発端は、同店の大木一弘さんが常連客から「靴を買う場所がない」「遠くまで買いに行くのが大変」「ついついおざなりになる」などの声を聞いたことから。

 同日は、雨にもかかわらず自転車でカッパを着て来た人、つえを突く人などが次々と集まった。測定は3分ほど。足型測定器のガラス板に素足で立ち足裏の写真を撮影。足長、足幅、かかと幅、設置率、土踏まず幅、親指や小指の角度などを計測。同時に、重心の掛かり具合、指の状況なども写真とともに計測。データはその場でプリントし専門家が解説。立ち方、歩き方のアドバイスも行った。猫背や腰痛、後ろ重心などがわかるという。

 仕事の休みをとって来たと話す60代の女性は「ウオーキングをしているので、足に合う靴が欲しかった。シューフィッターがいて、フィッティングできると聞いて来た。計測して気がつかなかったことを知ることができた」と話していた。

アサヒコーポレーション(福岡県久留米市)の河野孝男さんは「ウオーキングは手軽なスポーツなので、簡単に始めて膝のトラブルに陥る方が多い」と話す。足型を計測することで、足に左右差があることや歩き癖など、さまざまなことがわかるという。「一番良くないのは、靴の中で足が泳いでしまうこと。足裏の筋肉をバランスよく使うことで、外反母趾(ぼし)も予防できる」とも。

 「この測定は小さな子どもにぜひやってほしい」と大木さん。成長期の子どもに多い「ハンマートゥ」も靴の問題が大きいという。大きすぎる靴を履くために、指を曲げて踏ん張って履くようになり、指の形が曲がったまま戻らなくなってしまう症状だ。「子どもの成長に靴は重要。ぜひサイズの合う靴を求めてほしい」と河野さん。

 同企画は年2回のペースで開いている。次回は9月を予定。

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