タカラトミー(葛飾区青戸3)は2月28日、同社が製作を手がけるニンテンドー3DSダウンロードソフト「イジン爆闘!!ウデジマン」の強化カードを発売する。
同ソフトは2月18日からニンテンドーeショップなどで配信中。ニンテンドー3DSのユーザーであれば誰でも無料でダウンロードできる。メーンターゲットは小学男児。織田信長やレオナルド・ダ・ビンチなど、歴史上の偉人をモチーフにしたキャラクターを操作し、3人1組のチームで人類史上最強を競い合う。
同ソフトは、コンピューターを相手に1人でも、ローカル通信対戦で2人でも遊ぶことが可能。バトル時はキャラクターの「イジン」、キャラクターが乗り込む「マシン」、装備する「ブキ」を、1万通りを超える組み合わせから選ぶ。キャラクターの強さはもちろん、マシンや武器の性能が対戦の有利不利を決めるため、ユニットのカスタマイズが勝敗を大きく左右する。
今回発売する「イジン爆闘!!ウデジマン 拡張パック第1弾」は、「イジン」「マシン」「ブキ」のカードが各1枚ずつ入ったもの。購入後、カードの専用コードをニンテンドー3DS内蔵のカメラで読み取ると、そのデータをゲームに反映させることが可能。カードの使用は一度きりではなく、ゲーム内で経験値をためるなどしてから再度読み込むと、より強化された情報をダウンロードすることができる。
広報課の鈴木寿伸さんは「特殊な専用コードを自社開発し、カード本体からのみ情報を読み取れるようにした」と話す。仮に専用コードの写真を撮ったとしても、その写真からはデータが取得できないようになっている。
鈴木さんは「開発スタッフが一番苦労したのは、デジタルとアナログのバランス感覚。1人で遊んで完結するのではなく、友達と対戦したり、そこから会話が生まれたりするアナログ感を大切にしている」と話し、「知恵を絞って攻略したり、手のアクションを生かしたり、さまざまな遊び方ができるので、バトルホビー感覚で友人と一緒に楽しんでほしい」とも。
拡張パックの価格は200円(税別)。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、コンビニ、ネットショップなどで扱う。