葛飾区立中央図書館(金町6、03-3607?9201)展示スペースで3月1日から、「第1回葛飾マガジンフェスティバル★リバイバル!」が開催されている。
葛飾区内で製作・発行する冊子を紹介する同展。主催は、活字好きのメンバー有志で組織する「葛飾マガジンフェスティバル実行委員会」。昨年10月に開いた「第1回葛飾マガジンフェスティバル」で展示した冊子約60タイトルのうち、同委員お薦めの17タイトルを選んで展示する。
会場には、壁装飾と共に前回のフェスの写真をレイアウトし、ガラスケース内にお薦め冊子が並ぶ。冊子の横には制作者のメッセージや発行の経緯、冊子を選んだ委員の選考ポイントを添える。
17タイトルは、区内の画家の作品集や自作の小説、中学校の校内新聞、手づくりの雑誌などさまざま。冊子は実際に手に取ることはできないが、複写した冊子の一部を壁に張り出し、内容を読むことができる。
同会展示担当者の鈴木桃恵さんは「今回再び展示を行ったことで、葛飾で発行されている冊子がいかに個性豊かでクオリティの高い物が多いか、私たち自身で再発見した。実行委員の活字愛も見所の一つ。実際にその目で確認していただけたら」と来場を呼び掛ける。
会場には次回のイベント予告も。鈴木さんは「これからも活字好きな方に愛されるイベントを企画していきたい」と意気込む。同会では現在、考案した新キャラクターの名前も募集している。
開館時間は9時~22時。(日祝20時閉館)3月25日ごろまで。