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柴又の雑貨カフェ「野道」で5周年記念イベント

アコーディオンのオランさん

アコーディオンのオランさん

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 柴又の雑貨カフェ「野道」(葛飾区柴又7、TEL 03-5876-7631)で6月6日、5周年記念イベントが開かれた。

店主「大塚やすこ」さんと、出演者

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 柴又の土手を目の前にした同店。5周年イベントは、「自分の手で全て手作りした」という店舗で、予約制の音楽ライブを行った。チケットは販売開始直後に完売し、店内には常連客がひしめき合った。来場者は、店主大塚やすこさんの「紹介コメント入り」手作り名札を付けて参加。「当日はバタバタしていて、一人一人を紹介できないから」と大塚さん。

 イベントは2部構成で行われた。1部は、「歌う革作家」で元「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」のメンバー後藤まさるさんと、アコーディオン奏者オランさんの共演ライブ。2部は、ジャグリングと、俳優の由利尚子さんによる「野道と言の葉」のパフォーマンスが行われた。夜カフェとして、小皿料理、つまみ、アルコール、ソフトドリンクも提供。大塚さんは「プロのパフォーマンスを通じて、当店に集まった人たちが、横につながる機会を作りたかった」と、同イベントの狙いを語った。

 第1部のライブには25人が来場し、後藤さんとオランさんのセッションに酔いしれた。前半は、後藤さんのギター・ボーカルにオランさんがアコーディオンで参加。後半はオランさんの楽曲に後藤さんがパーカッションで参加した。曲目は後藤さんの「がまぐち小僧」や「大切な言葉」「HAPPY BIRTHDAY」、オランさんの「野に咲く花」「万華鏡」など全12曲。ユーモアあふれる楽曲や、バラード、幻想的な曲など、さまざまな旋律を奏でる2人に「楽しい」「すごい」と会場は盛り上がった。

 「アコーディオンは、切ない、寂しいという印象があったが、おしゃれでびっくりした。パリのエスプリを感じた」と観客の別役ちひろさん。他の観客も「演奏している2人がとても楽しそうで、幸せな気持ちになった」「まるで絵本を見ているよう」「パーカッションがたくさんあって楽しかった」と感想を語り合っていた。

 「みんなに助けてもらった5年間だった。幸せな気持ちでいっぱい」と大塚さん。「まさか自店でこんなに素晴らしいイベントを開催できるとは。これからも、土手の風の吹き抜ける店で人と人の縁をつなげたい」と抱負を語る。

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