亀有のダイニングレストランが1周年-記念で地元バーとのコラボも

オーナーシェフの先崎さん。座席後ろにあるクローゼットは「1組専用」で設計されており、季節ごとに変わるユニークな江戸手ぬぐいのインテリアが来客者を喜ばせる。

オーナーシェフの先崎さん。座席後ろにあるクローゼットは「1組専用」で設計されており、季節ごとに変わるユニークな江戸手ぬぐいのインテリアが来客者を喜ばせる。

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 亀有のダイニングレストラン「亀有おもてなしダイニングせんさん」(葛飾区亀有3、TEL 03-3604-1003)が3月3日で開店1周年を迎えた。

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 「おもてなし」をコンセプトにする同店は、オープンキッチンが特徴のカウンターのみの10席。福島県産の黒毛和牛を中心とした炭火グリルなどをメーンにした料理を扱い、客単価は6,000円~7,000円。30~50代を中心に人気を集めている。

 同店では、1周年を記念して「アワビフェア」を行っている。約200グラムの長崎産の黒アワビを炭火グリルで提供するもので、通常8,500円のメニューを3,800円で提供している。オーナーシェフの先崎さんは「以前から提供したい商品だったが、価格や管理の面で提供できなかったが、期間限定で日ごろの感謝の気持ちを込めて来客者に味わってもらいたい。新規客獲得のきっかけにもなれば」とフェアの狙いを話す。

 期間中、亀有のバー「バー・ウォーム」(亀有3)とのコラボレーションメニューも登場。「レクラン(宝石箱)」(780円)と名付けられたオリジナルカクテルは、ウォームの店主である岡村さんが考案。金箔入りのスパークリングワインをベースに、「大切な人との時間の始まりに」をテーマにして作られたもの。「今後も地域の店と協力してさまざまなことをしていきたい」(先崎さん)。

 先崎さんはホテルオークラに25年勤め、うち最後の5年を同ホテル内の「鉄板焼さざんか」でスーシェフとして活躍した後に独立。亀有の客層について、「都心とは異なり、店舗と来客の間に無理な緊張感をする人が少ない。幅広い年齢層の人が気軽に楽しんでくれる」と話し、今後は「肩ひじを張らないで食事を楽しめるようなサービスを行っていきたい」と展望を話す。

 営業時間は17時30分~24時ラストオーダー。水曜定休。フェア実施は3月31日まで。

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