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柴又の雑貨カフェでハンドメード作家のグループ展

折り紙のつるし飾り

折り紙のつるし飾り

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 柴又の「zakka cafe野道」(葛飾区柴又7、TEL 03-5876-7631)で現在、「野市MAMAN MARCHE スピンオフ 真夏のカーニバル展」が開催されている。

「和とモタ?ン」出店者の皆さん

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 同イベントは、主婦作家を中心としたメンバーで行う夏のグループ展で、同店で定期的に行われてきた「MAMAN MARCHE(ママン マルシェ)」から派生した。7月末から8月末にかけて、会期を4回に分け、各回4人ほどの作家が参加。回ごとに、「和とモダン」「ベビールーム」「ゆめのなか」「ひかり あかり かげ」とテーマを設け、それに合わせて作品構成と空間演出を変える。

 7月26日~28日に開催された「和とモダン」では、もともとパリのアパルトマンをイメージしたアトリエが、作家の作品に加え、すだれや畳、座布団、手拭いなどによる演出で、和の空間に一変した。出店者は、折り紙作家の仲沢美沙さん、筆文字作家のよしみんさん、ガラスを加工するサンドブラスト作家のまゆみさん、消しゴムはんこ作家のミネキクさん。

 つるしびなのように天井からつるされた折り紙のオブジェに、来場者の目はくぎ付けになり、210個の折り紙風船や折り鶴に手を伸ばして遊ぶ子どもたちの姿も。オープニングには、仲沢さんと俳優の由利尚子さんによる折り紙ショーも繰り広げられた。「組みひもミサンガ」や「革とはんこで作るアンティークボード」「カードセラピー」などのワークショップも開催され、親子連れが思い思いに夏の作品をつくった。

 主催者で同店店主の大塚やすこさんは「出店している作家たちは、小さい子どものママが多い。『幼稚園バザーの作品づくり』を卒業して、今後、作家として育ってほしいという思いで、個展のようなイベントを企画した」と話す。メンバーは、大塚さんからそれぞれ課題を出され、これまで以上のクオリティーを意識して作品づくりに取り組んだという。「見どころはガラリと変わる展示と空間。和の空間が、今は赤ちゃんワールドに変身している。ワークショップも夏休みにぴったりの内容なので、ぜひ遊びに来てほしい」と呼び掛ける。

 現在の展示「ベビールーム」は8月1日まで。以後、8月17日~19日=「ゆめのなか」、21日~23日=「ひかり あかり かげ」。

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