テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で6月26日、葛飾区認定製品販売会「かつしかミライテラス」が開催された。
区内で作られた製品等への関心を高めるため、葛飾の地場産品を一堂に集めて販売する同イベントは7回目の開催。
「葛飾元気野菜」をはじめ、工業品の葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定製品や伝統的な技を継承する「伝統工芸品」のほか、商店から優れた新作商品を選出する「一店一品認定製品」では和洋菓子、パン、総菜など、30ブースで展示販売した。
7つの体験コーナーも用意。「パティシエと一緒にクッキー作り」や「和菓子職人と一緒に上生菓子作り」では、整理券を求めて会場外まで並ぶほど行列ができ、イベント開始後30分で満員に達し受付終了となった。
「職人のものづくり」を本格的に体験できる「江戸切子製作体験」や「手拭い手染め(注染)体験」「手描き友禅体験」などの他、「ねんど教室」や「鉛筆つかみ取り」なども人気を集め、子どもから大人まで「メード・イン・かつしか」を楽しみながら興味を深めていた。
担当の小野寺舞美さんは「今回はターゲットを子どもたちに向け、小学校のチラシ配布先を2校から7校に増やしたこともあり、親子連れの姿が多く、前回の2600人を上回る入場者数になった」と話す。「体験イベントは子どもたちにとっても、認定商品に触れる良い機会になる。今後もより多くの人に身近に感じていただけるよう広めていきたい」とも。