NPO法人ワーカーズコープが運営する「おーぷんはうす金町1」（葛飾区金町6）と「おーぷんはうす金町2」（金町3）で7月24日、「金町手づくり市 縁側マルシェ」が開催される。

金町浄水場横の「おーぷんはうす金町2」

　「金町手づくり市」は「仕事おこし」を目的に年2回開催し、今回で7回目。同所では、地域の人々が集う場としてソーイングサークルや手作り講座を多数開いており、同イベントではその参加者の作品を販売する。「利用者の好きなことが少しでも仕事になれば」と同NPOの中村仁子さん。数年前から母親支援団体「はなはな＊みかん」の久保みどりさんと一緒に手作り市を運営してきたという。

　今回、新たな試みとして出店者自身に運営から関わってもらうことにした。これまでも対象にしてきたシニア層に加え、同じ金町地区のハンドメードイベントに出店していた女性作家にも声を掛け、企画から一緒に行ってきたという。「縁側マルシェ」というネーミングも、女性作家たちによるもの。「会場は縁側のある古い一軒家で、懐かしい雰囲気。アットホームさを生かして、多世代で楽しめる場づくりを目指す」と中村さん。

　手作り雑貨販売とワークショップで24人が出店。おーぷんはうす金町1は販売が中心で、エコクラフト、パッチワーク、アクセサリー、布小物などが並ぶ。おーぷんはうす金町2では、缶バッジや、つまみ細工、レジン、消しゴムはんこなどのワークショップとマッサージを行う。中村さんは「見る、買う、作るを多世代で楽しめるイベント。ぜひ遊びに来てもらえれば」と呼び掛ける。

　開催時間は10時～14時。入場無料。