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葛飾・金町に「インベーダー商店」 酒販店と酒場とカフェを融合

店主の釜賀隆太さん

店主の釜賀隆太さん

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 酒販店と酒場とカフェから成る「インベーダー商店」(葛飾区東金町1)が葛飾・金町にオープンして、8月19日で1カ月がたった。

キューバサンドとクラフト生ビール

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 別事業で飲食店を手がけている店主の釜賀隆太さんは「コロナ禍の際、取引している酒屋が厳しい状況になってしまい、飲食店には助成金や給付金などが出たが酒屋には出なかった。給付金の一部で酒屋を助けたかった。その時期は短期の酒販免許が取れたので、系列店の店頭などで酒を販売したことがきっかけで新たに店を持とうと思った」と振り返る。同店は昨年10月にプレオープンしたが、酒販免許がなかなか取れず、「正式オープンがこのタイミングになった」と話す。

 店名は「宇宙をイメージしているが、インスピレーションで決めた」と説明する釜賀さん。店内はカウンター11席と自由に座れるテーブルを設ける。人気は国内外のビールで、およそ100種類を取りそろえており、7種類あるクラフト生ビールは専用の容器でテイクアウト販売し、週替わりで違うビールが楽しめるようにする。カフェメニューでは「キューバサンド」(1,050円)が人気だという。Tシャツ、トートバッグなどの雑貨も扱う。

 店のテーマは2つあり、一つは「寄り道」。「一日の中で、仕事などで決まった人としか接しない時間が多い人たちに、仕事以外の人たちと接する機会は大切。酒場とカフェの2つがあることで、『寄り道』してもらい、新たな出会いも生まれてくれたら」と言う。もう一つのテーマは「2回の買い物」。「コーヒーを飲んで帰りに雑貨を買ったり、酒を飲んでTシャツを買って帰ったりするなど、2回買い物してもらえる店にしたい」と話す。

 金町について、釜賀さんは「金町は盛り上がる可能性を秘めている街。飲食店は街を変える力を持っていると思うので、金町にまた店を出していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~23時30分。火曜定休。

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