
葛飾・金町で現在進められている「東金町一丁目西地区市街地再開発事業」について、三菱地所が6月20日、商業施設「MARK IS(マークイズ) 葛飾かなまち」を今年の9月3日にグランドオープンすると発表した。
アパレルや生活必需品、生鮮、スイーツなどのグルメ店舗など、バラエティー豊かな50店舗が出店を予定。同施設のコンセプトは、「『金町プロムナードマーケット』通りすがりに発見を。毎日の買い物にぬくもりを。地元に愛着を育てる『地商地消』施設」。子育て世代からシニア世代まで、幅広い世代の地域住民や来街者が、日常の利便性や生活の質を向上させることのできる店舗構成で、地域の回遊性を促進するため、広場や歩道状空地の整備による歩行者ネットワークを形成し、「魅力ある都市環境の創出を図る」という。
グランドオープン日の9月3日には、葛飾区出身でお笑いタレントの平野ノラさんが来店。オープンニングイベントとして、葛飾区の魅力や、同事業によって発展していく金町周辺エリアへの今後の期待などをテーマにトークショーを行う。
同事業は2段階の開業を想定しており、第1期として、「MARK IS 葛飾かなまち」「金町自動車教習所」「葛飾区東金町一丁目自転車駐車場」が開業。第2期では、2030年11月ごろに「MARK IS 葛飾かなまち」を拡張(現時点での想定床面積で約1.4倍)するほか、葛飾区の公共公益施設、約900戸のタワーマンションを建設予定。