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亀有に中華菓子専門店「華菓日和」 看板商品は黄身入りダンファンス

店主の張文亜さん(左)とスタッフ

店主の張文亜さん(左)とスタッフ

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 中華菓子専門店「華菓日和(かかびより)」(葛飾区亀有3)が亀有銀座商店街「ゆうろーど」にオープンして、6月30日で1カ月がたった。

「華菓日和」看板商品のダンファンス

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 店主の張文亜(ちょうぶんあ)さんは中国・福建省の出身。2022年8月、千葉県松戸市に中華菓子と洋菓子の専門店「SWEET DIARY」をオープン。その後、販売を中華菓子一本に絞り、今回、亀有に移転。「華菓日和」として新たな一歩を踏み出した。移転の理由について、張さんは「製造量を増やし、より多くの人に食べてほしかったから」と話す。オープン初日から4日間で約800人が来店し、好調な出足を見せたという。

 店内には月餅(380円)、エッグタルト(300円)、パイナップルケーキ(380円)など、日本人にもなじみ深い中華菓子を含め常時25種類をそろえる。中国を起源とする中秋節の10月には、期間限定で10種類の月餅を店頭に並べるという。看板商品は卵黄入りのパイのダンファンス(焼き立て=420円、焼き菓子=450円)。卵を殻ごと塩漬けにして1カ月寝かせ、取り出した黄身をペースト状に加工して丸め、こしあんと一緒にパイ生地に包んだ中華菓子で、移転前から試行錯誤を重ね続けたオリジナルレシピで製造している。「日本の皆さんが、まだ一度も食べたことのない味」と、張さんは自信を見せる。どの商品にも洋菓子の製法を取り入れているのも特徴。

 張さんは「松戸で営業していたときは、お客さまの半分は中国人だったが、亀有では3分の2が日本人で驚いた。おいしさはもちろん、今までにない食体験を提供できる。スタッフには日本人もいて言葉の問題はないので、気軽に店をのぞいてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時30分~19時。火曜定休。今後はネット販売も始める予定。

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