
タカラトミー(葛飾区立石7)は7月5日、パーティーゲーム「黒ひげ危機一発」が今年7月に発売から50周年を迎えることを記念して、スタンダード版として7代目となる「黒ひげ危機一発」を発売した。
1975(昭和50)年7月1日に発売した「黒ひげ危機一発」は、これまでに世界47の国と地域でパーティーゲームとして親しまれ、累計出荷数2000万個を超えるロングセラー商品。単純明快なルールで、年齢や言語が違っていても誰もが楽しめることから世界中で愛され続けている。
7代目となる同商品は、基本スタイルはそのままに、海外版と日本のデザインを融合した人形デザインで、勝敗ルールを発売当初に戻し、「飛び出したら勝ち」に変更した。
同商品の勝敗は時代とともに変化し、発売時は「縄でしばられて樽(たる)に閉じ込められた海賊の親分を剣で縄を切って救出する」という設定だったため、「飛び出したら勝ち」に。1979(昭和54)年からは、プレーヤーが遊ぶ前にどちらにするか決めるというルールに変更されたが、1995(平成7)年には「飛び出したら負け」に変更。今回、50周年を迎え、原点回帰し、「飛び出したら勝ち」というルールに戻すことになった。
希望小売価格は2,750円。全国の玩具専門店、百貨店、量販店などで取り扱うほか、タカラトミーのショッピングサイト「タカラトミーモール」で販売する。