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南葛SCが福本選手の3発で快勝 試合前は「ブラジルフェス」でにぎわう

ハットトリックを決めた福本優芽選手 ©南葛SC

ハットトリックを決めた福本優芽選手 ©南葛SC

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 関東サッカーリーグ1部第12節、南葛SC対日本大学N.の試合が7月26日、奥戸総合スポーツセンター(葛飾区奥戸7)陸上競技場で行われ、南葛SCが6-0で快勝した。

ロベルト本郷に扮した南葛SC事業本部長・岡野雅行さん

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 当日、試合前にはイベント「ロベルト本郷のブラジルフェス」を開催。漫画「キャプテン翼」の人気キャラクター・ロベルト本郷の若きブラジル代表時代を、原作者の高橋陽一さんが描き下ろした複製原画の展示が人気を集めるなど、夏休みの家族連れなどでスタジアムはにぎわいを見せた。円谷プロダクション協力による「ウルトラマンオメガDAY」も同時開催。ピッチにはウルトラマンオメガとウルトラマンダイナが登場し、試合前からスタジアムは熱気に包まれた。

 試合は、南葛SCは立ち上がりから主導権を握る。前半7分、右サイドを突破したFW福本優芽選手のクロスにFW木下慎之輔選手が頭で合わせて先制すると、26分には福本選手が頭で折り返したパスを、MF佐々木達也選手が決めて2-0と突き放す。

 ここまで2アシストの福本選手が、さらなる躍動を見せる。前半39分、MF牛田大華選手とのパス交換からミドルシュートを決めて、この日、自身の1点目を奪うと、後半に入っても勢いは止まらない。51分には2点目を挙げ、56分にはDFラインの裏を抜け出し、GKとの駆け引きを制して右足でゴール右隅に流し込み、見事ハットトリックを達成した。60分には、先制点を決めていた木下選手が再びネットを揺らし、南葛SCが6-0と大きくリードを広げた。この日は隅田川花火大会とも重なり、大玉の花火が夜空を彩った。

 その後も集中を切らさなかった南葛SCは、GK飯吉将通選手のファインセーブなどもあり、相手に得点を許さず、攻守共にチーム一丸となって戦い、失点を許さず試合を締めくくった。

 この試合でハットトリックを達成した福本選手と2得点を挙げた木下選手は、共に今季リーグ7得点目。得点ランキングのトップにそろって浮上した。試合後、福本選手は「決めきれない試合が続いていたので、今日はホーム奥戸のサポーターの前で結果が出せて本当にうれしい」と笑顔を見せた。

 今節、首位の東京ユナイテッドFCも勝利したため、南葛SCは勝点1差で2位となった。リーグは夏の中断期間に入り、次戦は8月24日、アウェーで桐蔭横浜大学FCと対戦する。

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