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南葛SCが首位攻防戦に敗れる 残り3試合、落とせない試合続く

試合後、サポーターに挨拶する南葛SC選手たち ©南葛SC

試合後、サポーターに挨拶する南葛SC選手たち ©南葛SC

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 関東サッカーリーグ1部第15節、南葛SC対東京ユナイテッドFCの試合が9月6日、奥戸総合スポーツセンター(葛飾区奥戸7)陸上競技場で行われ、南葛SCが2-3で敗れた。

「南葛SC」スターティングメンバー

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 試合前、猛暑を涼しく過ごすためのイベント「COOL SPLASH(クール・スプラッシュ)」を開催。人工降雪機で会場に雪山を作り、そり滑りができる体験や、水鉄砲で的を撃ち合う「ポイポイバトラー」などが行われ、にぎわいを見せた。

 首位・東京ユナイテッドFCを追う2位南葛SCにとって、勝ち点差を詰めるために落とせない重要な直接対決。この試合では、これまで全試合出場してきたDF長島武選手が累積警告で出場停止。FW木下慎之輔選手も外れ、FW奥原零偉選手がスタメンに名を連ねた。布陣に変化を加えて臨んだ南葛SCだが、開始早々に試合が動く。前半2分、南葛SCの縦パスを奪った東京ユナイテッドFCが素早くカウンターを展開。FW松久保拓斗選手がシュートを放ち、ゴール右隅に沈めて先制した。

 それでも南葛はホームの大声援に後押しされ、前半33分にMF岡島温希選手を投入。すると38分、ペナルティーエリア内で岡島選手が2人をかわしてシュートを決め、同点に追いつく。しかし前半終了間際、再びプレッシングからボールを失い、ショートカウンターで失点。1-2と追いかける展開でハーフタイムを迎えた。

 後半15分、南葛は新加入のMF鯰田太陽選手がペナルティーエリア手前から豪快なロングシュートを突き刺し、2-2の同点に追いつく。流れをつかんだ南葛はその後も攻勢を強め、逆転を狙って攻め続けたが、終了間際の後半アディショナルタイムに東京ユナイテッドFCに勝ち越しを許し、試合は2-3でタイムアップとなった。

 この結果、東京ユナイテッドFCは勝ち点40で首位を堅持。南葛は勝ち点36で2位を維持したものの、勝ち点差は4に広がった。

 次節は9月21日、日本大学N.を迎えてホーム戦に臨む。試合前には、葛飾区を代表する映画「男はつらいよ」とのコラボイベント「なんかつ寅さんランド」の開催を予定している。

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