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立石に黒ビール主役のビアバー「カラファ」 ビールブランドも立ち上げ

店主の前田薫さん

店主の前田薫さん

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 ビアバー「KARAFA(カラファ)」(葛飾区立石4)が葛飾・立石にオープンして、10月17日で1カ月がたった。

看板ビールの「KARAFA」を注ぐ店主の前田薫さん

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 店主の前田薫さんは26歳。学生時代にビアバーでアルバイトをした経験から、「将来は自分のビアバーを開きたい」と決意。大学卒業とともにクラフトビールの醸造所に就職し、醸造士としての経験を積んだ後、「たまたまビアバーの居抜き物件が見つかった」ことから、立石でのオープンに至った。

 前田さんが「何よりのこだわり」と語るのが黒ビール。「独特の焙煎(ばいせん)香と甘みのある味わいが魅力。そのおいしさを、もっと多くの人に知ってもらいたい」と考えたことから、6タップ中、常に3種類は黒ビールをそろえ、「黒ビールが主役」というコンセプトにたどり着いたという。併せて、自らは醸造設備を持たないファントムブルワリーとして、ビールブランド「Chrono Brewing(クロノブルーイング)」も設立した。

 席数は12席。黒ビールを中心に、ボトルを含めて30種類以上のクラフトビールと、ビールに合わせたフードやデザートを提供する。店名を冠する黒ビール「KARAFA」(1,200円)も前田さん自身が考案したレシピで委託醸造したもの。そのほかにもスウェーデンのブルワリー「Nerdbrewing(ナードブルーイング)」の黒ビールをはじめ、前田さんが選んだクラフトビールを取りそろえる。

 フードメニューは「ソーセージ三種盛り合わせ」(1,400円)や「コンビーフのポテトサラダ」(700円)などを提供。バニラアイスに黒ビールを合わせた「KARAFAアフォガード」(600円)など、デザートメニューもそろえる。

 「クラフトビールを気軽に楽しめる店は増えたが、黒ビールが充実した店は都内でもまだまだ少ない」と前田さん。「黒ビールが好きな人はもちろん、普段とは少し違うビールを飲んでみたいと思った人は、ぜひ一度訪れてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は17時~22時30分(土曜・日曜・祝日は12時~)。月曜定休。

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