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柴又で「葛飾絵本写真ラリー」 大学生が制作した絵本で葛飾を活性化

日本大学文理学部次世代社会研究センターのメンバー(中央が西尾さん)

日本大学文理学部次世代社会研究センターのメンバー(中央が西尾さん)

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 柴又帝釈天参道商店街周辺で現在、イベント「葛飾絵本写真ラリー」が行われている。主催は日本大学文理学部次世代社会研究センター(RINGS)と葛飾区観光協会。

「葛飾絵本写真ラリー」絵本とチラシを設置するRINGSのメンバー

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 同センターは、同大を拠点として産学官が連携した組織で、学生が主体となって、「次世代のコミュニティー」を創出し、社会課題を解決していくためにさまざまなプロジェクト活動に取り組んでいる。

 同イベントは、子どもたちに寄り添った形で、「葛飾区の魅力を伝えて、葛飾をより元気な街にする」ことを目標に掲げ、今年3月に同センターが発行した葛飾区が舞台の絵本「葛飾冒険日記 五人の写真家(フォトグラファー)」に登場する店(「高木屋老舗」「門前とらや」「川千家」「柴又ハイカラ横丁」「い志い」)や、スポット(「帝釈天門前商店街の門」「柴又帝釈天前」「山本亭」など)をイベント参加者に撮影してもらい、写真をアップロードするもの。参加者には同書のスマホ用壁紙を進呈する。

 同センターの西尾さんは「大学生が制作した、葛飾を舞台とした絵本の主人公たちの冒険を追体験できるイベント。絵本は対象店舗で無料配布するので、絵本を見ながらスタンプラリーのように柴又を巡って写真を集め、葛飾の魅力を記憶と記録の両面から再発見してもらえれば」と参加を呼びかける。

 参加無料。11月17日まで。

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