天祖神社(葛飾区堀切3)で1月9日、堀切かつしか菖蒲まつり協議会が制作した「勝負ストラップ」への御魂入れが行われた。
堀切地区では堀切菖蒲園(堀切2)が有名で、同品は今年で30回目になるしょうぶ祭りを記念して昨年6月に制作されたもの。今回は同地区の名物である「菖蒲」と「勝負」をかけて合格を祈願し、地元学生が通う区立堀切中学校と区立綾瀬中学校の受験生全員に配布する。
当日は地元関係者と神社関係者が集まり、御魂入れの儀式が行われた。同協議会の人見好夫会長は「(当日は)とても天気が良く、願掛けも天に通じたのでは。『しょうぶ』という言葉だけでなく『葛飾=勝つしか』にも掛けている。梅雨の季節のしょうぶ祭りだけでなく、今後はこのようなお守りなどを通して地域活性化の一環になってくれれば」と話す。
協議会のメンバーは「日ごろの努力が結果となって出てくる日。それまでの準備をしっかり怠らないことが大事だ」としながら、「後は体調管理をしっかり行い、自分に正直に行動すれば結果はついてくる。厳しい季節だが、ぜひ乗り切ってほしい」と地元受験生にエールを送る。
御魂入れされたストラップは今月12日、各校に配布された。同日以降、一般にも販売を予定する。価格は500円。現在、同協会が運営するサイト「ほりきり発見伝」では、同ストラップをプレゼントするキャンペーンも行っている。