亀有で大道芸イベント-街中でパフォーマー8組が笑いを提供

駅前の広場でジャグリング芸を披露するあまるさん。周囲には100人を超える観客が集まった。

駅前の広場でジャグリング芸を披露するあまるさん。周囲には100人を超える観客が集まった。

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 亀有駅南口駅前を中心に5月2日、パフォーマンスイベント「第2回亀有パフォーマンスパーク」が行われた。

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 同イベントは今年4月に初めて行われ、今回が2回目。会場となったのは亀有駅南口と亀有食品市場前、サンバ両さん像の3カ所。計8組のパフォーマーがそれぞれの芸を披露し、街を歩く観光客や買い物客などに笑いを提供した。

 今回パフォーマンスに参加したジャグラー・ヒロさんは10歳で、同イベントでは最年少の参加。ボールやステッキをメーンとしたジャグリング芸は、多くの観客から拍手を浴びていた。時には失敗などのハプニングがあったものの、小学生とは思えない冗舌なトークで観客を沸かせて和ませた。ヒロさんは「普段は公園やスクールなどで勉強しているが、本番はやはり緊張する。選曲も自分で行っており、より観客に喜んでもらえるように今後も頑張りたい」と話す。

 駅前では、静岡県か参加したあまるさんがバルーンアートやジャグリング、パントマイムなどを披露して乗降客らの視線を集めた。最初のパフォーマンスは約30分程度だったが、多いときに周囲には100人以上の観客を集客。パフォーマンスを見ていた葛飾区在住の40代の女性は「買い物帰りでにぎやかだったので、ついつい目を奪われた。非常に面白く、最後まで見入ってしまった。このようなクオリティーの高いイベントは今後も継続的に行ってほしい」と感想を述べた。

 イベントを主催する亀有パフォーマンスパーク実行委員会の鳥山郁さんは「イベント前にサンバ両さん像の破壊などマイナスイメージのニュースがあった。実際に銅像を見に来た観光客に明るい亀有の街を感じてほしい」と話し、イベントについては、「当初4回のイベントの予定で行っていて今が折り返し点。今後は大道芸だけでなく音楽などさまざまな表現者が集まり、より楽しいイベントとして継続していきたい」と意欲をみせる。

 次回開催は6月6日を予定。問い合わせ・パフォーマーの参加申し込みは実行委員公式ページから。

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