昨年のM1選手権で王者となったお笑いコンビ「パンクブーブー」の2人がアリオ亀有(葛飾区亀有3)のイルミネーション点灯式に参加し、クリスマスイルミネーションに明かりをともした。
同施設のクリスマスイルミネーションは亀有地域最大級のもので、電球の数は約13万個。今年は撮影スポットとして人気が高い「レストランパーク光の通路」をリニューアルし、多くの来場者を狙う。
点灯式には事前の告知で知ったファン約300人以上が集り、会場を盛り上げた。点灯式の様子は地元コミュニティーFM局も生中継した。
来場者の温かい拍手で迎え入れられたパンクブーブー。ボケ役の佐藤哲夫さんは前日に長男が生まれたばかりで、会場からは祝福の声も上がった。長男について、佐藤さんは「自分にそっくりで顔がでかい。生まれて数時間でほお骨が成長してきた」と会場を沸かせた。
妻は実家のある福岡で出産に臨んだが、この日の仕事が福岡であたっため佐藤さんも出産に立ち会った。相方の黒瀬純さんは「自分も立ち会いたかった」と不満を漏らし、ツッコミを受けた。
点灯式後、2人はネタを披露し冷え込む夕方の会場を大いに沸かせた。ファンだという区内在住の女子高生は「M1前からのファンで、ほかのお笑い芸人よりもテンポがあって好き。今日は少ししか見られなかっただ、もっとテレビなどで活躍してほしい」と期待を寄せた。
点灯時間は日没~23時。12月25日まで。