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亀有の焼き肉店が限定メニュー「炎の冷麺」-今年は黒のジャジャン麺も

ソースを掛けて辛味を調整する炎の冷麺

ソースを掛けて辛味を調整する炎の冷麺

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 亀有の焼き肉店「焼肉レストラン錦城苑」(葛飾区亀有3、TEL 03-3605-7714)が6月1日、「炎の冷麺~そして伝説へ~」の提供を始めた。

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 「炎の冷麺」は2009年夏から提供を始めた夏季限定メニュー。通常の冷麺よりも辛味を強調することにより、夏場のスタミナ対策として多くの利用客から注文を受けてきた。しかし「来店客からはもっと刺激のある冷麺との要望があった。今回はその要望に最大限応えるため『容赦なし』の辛さで提供することにした」と店主の岡本永日さん。

 今年の炎の冷麺は麺に辛さを絡めることをテーマとし、麺と絡みやすい辛味ソースを付ける。辛味ソースはトウバンジャンをベースとし、唐辛子や島ハバネロなどを配合。刻んだ乾燥唐辛子を入れることによって、辛味のほかにも刺激を加えた。「夏場の冷房による新陳代謝の低下を想定し、発汗作用のあるカプサイシンを多く取り込んだメニューに仕上げた。辛いものが好きな人にはぜひ挑戦してほしい」

 同メニューは今年で3シーズン目となるが、岡本さんは「今年で辛さに関しては一つの終わりと思っている」と話す。理由については、「辛さを追求するあまり、本来のうま味を度外視するメニューが多く見られる。それでは、おいしく楽しめるメニューとは言い難い。おいしさと辛さのミックスを追求してこそのプロの仕事。現段階ではこれ以上のことは考えられない」と話す。

 今年は韓国の定番麺である「ジャジャン麺」の提供も開始。黒ごまペーストと牛肉・玉ネギを使ったジャジャン麺は甘みのある麺として仕上げた。「どうしても辛さが苦手な来店客もいるので、今回は甘みを感じさせる韓国の伝統料理を提供する。ゴマに含まれているセサミンは栄養素が高く、夏バテにも効果があると聞いている。今年は赤と黒のコンビで厳しい夏を乗り越えていただければ」とも。

 価格は、炎の冷麺=920円、ジャジャン麺=840円。営業時間は17時~24時。

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