葛飾区のNPO団体の活動を支援する葛飾区区民活動支援センター(葛飾区立石3)が10月30日、「2011コラボかつしかまつり 共に生きる That we may live together」を開催する。
、区内でNPOやボランティア団体の活動を支援する施設で、会議室の貸し出しや活動助成金のアドバイス、そして活動団体同士の交流を目指した同施設。多くの市民活動家が企画やイベントの準備などを行っている。
同イベントは「参加する祭り」をテーマとして、NPOやボランティア団体が共同で開催する。イベントでは柴又ラムネやエチオピアカレーの販売、各種体験イベントなども用意。イベント企画を担当している同施設の福原忠彦さんは「今年はみんなでつくり上げるイベントということを重視した。イベントに来るだけでなく参加して楽しめるものにしたい」と話す。
今年は「たまりばカフェ」と名付けたスペースも開設。スペース内では、各分野で経験のあるスタッフたちが、育児・教育・介護などの相談を受ける。「一人でいるよりも多くの人と共に話した方が解決や目指す方向が見えてくる。より小さな連鎖が広がるようになれば」と福原さん。
広報担当の三好さんは「NPO法人活動の理解を一目てもらう活動のほかに、お互いの活動を見ながら成長する場所になってほしい。NPOには独善に走りがちになる傾向があるので、同じ志のある人々が集まって現状などを知ってほしい」と、もう一つの目的について話す。
開催時間は10時~16時。台風や大雨の場合は11月13日に順延。