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柴又で「お父さんが寅さんだったら」似顔絵展-「父の日」企画で園児が描く

作品を眺める園児たち

作品を眺める園児たち

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 寅さん記念館(葛飾区柴又6)の休憩室で6月9日から、「お父さんが寅さんだったら」似顔絵展」が開催されている。

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「父の日」に合わせて2006年より開催する同イベントは今年で7回目を数える。映画「男はつらいよ」シリーズの主人公「車寅次郎」をモチーフに、毎年、同作品にも登場する地元幼稚園「ルンビニー幼稚園」(葛飾区柴又7)の年長園児が描いている。

 今回は約50人の園児が参加。似顔絵が描かれた当日は、同館「光の庭」にカーペットを敷き、同館内のギフトシャップ「下町や」(柴又6)にある寅さんの大型マスコット人形を被写体として、園児それぞれが自分の父親と重ね合わせて自由に描いた。

 描かれた似顔絵は同館スタッフによりカラーコピーとパウチ加工が施され、今月17日の「父の日」のプレゼントとして園児に手渡された。原画は同館の無料休憩所に展示されている。

 イベントに参加し、展示作品を見に来た土屋喜幹くん(5)は「とてもうまく描くことができた。お父さんと寅さんはいつもニコニコしているところが一緒だから好き」と感想を話した。

 同館総括責任者の村上健二さんは「寅さんは全国に知られたブランド。柴又の知名度を上げるためにも、まずは地元で育つ子どもに寅さんの存在をちゃんと胸に刻んでほしい」と若い世代が寅さんに親しむことを期待した。

開館時間は9時~17時。似顔絵展鑑賞休憩室の入場は無料。今月24日まで。

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