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葛飾でFCバルセロナ子ども向けキャンプ-「キャプテン翼」2都市つなぐ

会見の様子。左から青木克徳葛飾区長、漫画家の高橋陽一さん。右から二人目がFCバルセロナスクールのアイトール・オルモ・イパニュスさん。

会見の様子。左から青木克徳葛飾区長、漫画家の高橋陽一さん。右から二人目がFCバルセロナスクールのアイトール・オルモ・イパニュスさん。

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 葛飾区は2月28日、小学生向けサッカーキャンプ「FCB ESCOLA CAMP KATSUSHIKA 2013(エフ・シ・ビー・エスコラ・キャンプ2013)」を開催すると発表した。

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 同キャンプはスペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」と一般財団法人キッズチャレンジ未来が主催。2007年より日本ではこれまで神奈川県や宮城県などで5回開催されてきたが、都内では初の試み。1クール10日間前後で年4クール、東金町運動場多目的広場(葛飾区東金町8)で開催される。

 きっかけは、漫画「キャプテン翼」主人公・大空翼がFCバルセロナに入団したことから。葛飾区は原作者・高橋陽一さんの出身地であり、作中の名称にも使われた「南葛(なんかつ)」のモデルである都立南葛飾高等学校(立石6)がある地域。同キャンプは区とバルセロナの親交を深めることを目的に開催する。

 葛飾区役所(立石5)で行われた会見には、高橋さんのほかにFCバルセロナスクール福岡校(福岡県)のコーチで同キャンプの指導をするアイトール・オルモ・イパニュスさんなどが出席。高橋さんは「僕が生まれ育った葛飾区で世界一のクラブのキャンプが開催されることを大変うれしく思っている。子どもたちのサッカー熱が高まり、将来、葛飾区にJリーグのクラブが誕生することを願っている」と話す。

 キャンプの内容は、ボールを使ったトレーニングがメーン。試合で生かせるテクニックの体得や状況判断能力の向上を目的とし、現地スペインと同じトレーニングメソッドに基づき指導する。戦術やスペイン語の講座などもあり、サッカー選手としてだけではなく、新しい仲間とのプレーや国際交流など、子どもの成長を促す点も意識されている。

 第1クールは4月27日~29日、5月3日~6日、第2クールは7月22日~26日、7月29日~8月2日。第3クール以降の開催日程は5月下旬に発表予定。募集人数は各クール84人(男女不問)、対象は6歳~13歳(中学生も可)。詳しくはキャンプの公式ホームページに掲載。

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