同商品はサン宝石（山梨中央市）のオリジナルキャラクター「ほっぺちゃん」を活用したおもちゃ。ほっぺちゃんは2010年に登場し女子小学生を中心に人気を集めるキャラクターで、現在までのシリーズ累計販売数は1000万個を超える。

　同商品には液晶画面が付属し、画面中のほっぺちゃんを育成でき、簡易ゲームを行うことでポイントが積み重なり、たまったポイントでオリジナルのスイーツを作成することが可能になる。スイーツを作ることによって約150種あるほっぺちゃんの仲間を呼ぶことができる。

　同商品を取り扱う玩具店店頭のプロモーションビデオや特設サイトを介してスマホ・タブレットから新キャラクターやスイーツを手に入れる｢スイコミ通信｣を使うことで拡張も可能。吸い込みに関しては画面から発光されるパターンで吸い込むアイテムが決定する。

　開発を手掛けたドール・ガールズ事業部の城﨑恭平さんは「幼い時にテレビで宝物やケーキが出てきて、テレビから出て取り出されたら、という願いが発想の原点。この機能を搭載することで、成長を楽しみながら長く楽しめるように考えた」と話す。

　スイコレ機能に関しては、「新アイテムとスイコレを合わせることで告知画面や情報を伝えることができる。楽しみながら自社製品の新しいプロモーションも行うことも今後可能」とも。

　今後については、「女子小学生の絶大なる人気のあるほっぺちゃんを活用したおもちゃを今後も開発していきたい。今後も長く楽しめるアイテムを展開していきたい」と意気込みを見せる。

　色はピンク・ミズイロ・パープルの3色。価格は5,229円。全国のおもちゃ専門店、百貨店・量販店のおもちゃ売り場で扱う。