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お花茶屋に讃岐うどん店「たかしま」 イタリアンレストランから業態転換

「うどん たかしま」入り口

「うどん たかしま」入り口

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 葛飾・お花茶屋の讃岐うどん専門店「うどん たかしま」(葛飾区お花茶屋1)がオープンして1カ月がたった。8月30日にオープンした同店。カウンターとテーブル席合わせて23席。

人気メニューの冷やしかけうどん「ひやひや」

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 店主の高嶋亮さんは、地元・お花茶屋で同店オープン前に同所でイタリアンレストランを15年ほど経営していたが、コロナ禍による営業自粛でレストランの夜営業が難しくなったこともあり、「昼の営業がメインで、長年の目標だった讃岐うどん専門店のオープンを決意した」と話す。

 高嶋さんは、若い頃に食べた讃岐うどんに衝撃を受け、いつか讃岐うどん専門店を出したいと思うようになり、独自に研究を続けていたという。香川はもちろん、大阪や都内近郊の讃岐うどん店を食べ歩き、「レストランの営業自粛中にはうどん職人の下を訪れ、技術を教えてもらうこともあった」と振り返る。

 同店の人気メニューは「冷たいうどん」と「冷たいだし」の冷やしかけうどん「ひやひや」(中=500円、大=600円)。「麺は手打ち、手切りでコシが強いのが特徴。だしは香川県から仕入れている煮干しのいりこだしを使った、伝統的な讃岐うどんを踏襲している」とこだわりを見せる。

 トッピングの一番人気は「かしわてん」(170円)。「こんぶ天」「半熟卵」なども用意する。「ひやひや」を注文した20代男性は「柔らかくモチモチした食感で、とても食べ応えがある。さっぱりしただしは風味をしっかり感じることができて、ついつい飲み干してしまった」と話していた。

 地元客について、高嶋さんは「イタリアンレストランの時の常連さんも来てくれて、皆さんに喜んでもらえとてもうれしい。今後はテイクアウトができるようにして、たかしまの讃岐うどんの魅力をもっとたくさんの人に知ってほしい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時。日曜・祝日・隔週水曜定休。

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