葛飾区役所で10月15日、水泳金メダリストの渡部香生子選手が青木区長を表敬訪問した。
渡部選手は今年、オーストラリアで開催された「NSWオープン選手権」に出場。200メートル平泳ぎをはじめ17レースに出場し、200メートル個人メドレーでは日本新記録を樹立した。9月に韓国で開催された「アジア競技大会」の200メートル平泳ぎでも優勝を果たし、同大会では金2・銀3の計5枚のメダルを獲得した
17時30分、母の恵美子さんと共に訪れた渡部選手。終始和やかな会見となり、青木区長からは「これまでのさまざまな大会での努力や、時に悩んでいる様子などもテレビから感じられ、区民全員で一生懸命応援していました」とねぎらいの言葉をかけられた。
渡部選手は緊張した面持ちながら、「五輪で良い結果を残せるように頑張りたい」と2016年にブラジルで開催されるリオデジャネイロ五輪に向けて意欲を示した。今後活躍が期待される子どもたちに向けては、「高い目標を持って水泳を楽しんでほしい」とも。
恵美子さんに子育てについての質問が上ると、「食卓に出されたものは何も残さず食べるように育てた」と金メダリスト育成の秘密が公開される一幕もあった。