クラブチーム「南葛SC」のメンバーが10月24日、葛飾区長・議会議長を表敬訪問した。

決勝で使われたボール

　昨年12月に漫画「キャプテン翼」の作者・高橋陽一さんが後援会長に就任し、現在、東京都社会人リーグ3部で同クラブ。2020年にJリーグへの加盟を目標としている。

　訪問の趣旨は、9月23日に大井第2球技場（品川区）で行われた「第21回全国クラブチームサッカー選手権」東京大会で勝利し優勝した報告と、全国大会出場への意気込みを表明するもの。当日は、同クラブ総監督の向笠実さんや後援会長の高橋さん、選手5人をはじめとする13人が訪問。行政・区議会側は青木克徳区長のほか、秋谷聡明区議会議長など10人が迎えた。

　会見では、向笠監督が「社会人リーグで16チーム選ばれ、トーナメント方式で戦った。決勝で対戦した三菱養和SCは非常に強いクラブだったが、結果4-1で勝利することができた。今回対戦したチームはどこも強く、新参者のわれわれは相手に力を引き出してもらって勝利することができた」と報告。「11月1日から全国大会が始まる。今まで以上に強いチームが集まるため、一戦ずつ甘くないのは明白。そのため今後とも応援してほしい」と冷静に分析した。

　これに対し青木区長は「Jリーグ加盟という大きな目標に対して大きなステップになったのでは。ケーブルテレビなどでも選手の活躍を見ることが多くなり、区民も多くが認知しているだろう」と話し、「葛飾には人の良さがある。これから大いに活躍し、日本中、世界中で葛飾を有名にしてほしい」とエールを送った。